おしるこの色々感想書くところ

プレイしたゲームの感想を中心にいろんな感想を書いていきたいと思います。

【大逆転裁判1&2 -成歩堂龍ノ介の冒險と覺悟-】改めて確信するシリーズ最高傑作【感想】

大逆転裁判1&2 -成歩堂龍ノ介の冒險と覺悟-」クリアしました。自分は3DS版で両方プレイしていたんですが、改めて逆転裁判シリーズ最高傑作と言われるだけあるなと感じました。大傑作です!!

 

 

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 このゲームは3DSで2015年に「大逆転裁判 -成歩堂龍ノ介の冒險-  」と2017年に「大逆転裁判2 -成歩堂龍ノ介の覺悟-」の二本のソフトが一本にまとめられて、グラフィックや操作性も向上したソフトです。

 

 大逆転裁判って1と2両方やってこそのゲームなんですが、なかなか2本ゲームを買ってやってほしいとは薦めにくいので一本にまとまっているこのソフトはめちゃくちゃありがたいですね。

 

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 このゲームはストーリーがめちゃくちゃ評価されていますが、伏線が回収されていくというよりは、いかにも謎ですって感じの提示がされてその理由がほぼ全部明かされるので「そういう事だったのね!」といった感じで、謎が解けていくというよりは謎がなくなっていくスッキリ感がありました。

 

 特に2の3章からの演出、音楽、ストーリーすべてが最高ですし、逆転裁判シリーズに興味がある人は是非やってほしい作品です。ただ、そこまでが本当に謎を提示していくターンとなるので面白く感じるまでが長いです。ここまでスロースターターなゲームはなかなかないと思います。

 

 

 もともと3DSのゲームなので、グラフィックは悪くないですが3DS版では気にならなかったちょっと違和感がある動きがある場面がちょっとありました。あと3DSは2画面なので下画面のものを1画面に収めているのでちょっと邪魔に感じる部分もありましたね。

 

 

 

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あと大逆転裁判1から大逆転裁判2で難易度がリセットされている感覚はなかったですね。1の最後の次のむずかしさが2の1章の難しさに感じました。そして特に2はちゃんと話を聞いてちゃんと証拠を見ないとわからなくなっていくのでやりごたえがあります。が簡単にクリアとはなかなかいかないですね。 

 

 

もとが3DSのソフトな分グラフィック面でちょっと違和感があったり、ストーリーが面白くなるまで長かったりしますが、すべて終わった時の感動はシリーズ1なのでぜひともこの機会に色んな人にやってほしい作品ですね。

 

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 <ここから先はネタバレ有の感想になるので未プレイの方は注意してください>

 

 

 

 

 

 大逆転裁判1は完結しないどころかほぼ謎を提示するだけで終わっちゃうので、発売された当時はめちゃくちゃ感想が荒れていました。その時の自分は1年~2年で逆転裁判シリーズの作品が出ていたので「まあ、そのうち続きがでるでしょ」くらいには思っていたのですが、改めてやるとさすがに次で終わりますとか3部作ですとあらかじめに言われてないと確かにきついよなあって思いましたね。それにいつもの逆転裁判みたいに探偵パート&裁判パートで一つの章になるのが4章からだったり1のラスボスポジションがそこまで悪い人じゃなかったりと一つの作品としてみるとさすがに物足りなさを感じざるを得ないですね。意味ありげに出てきたのに2になるまで正体がわからない人もいましたしね....

 

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 ただ先ほども書いた通り2は本当にすべてがよかったので、もし続き物ですとかすでに続編作っていますとかアナウンスがあれば2のクオリティのお話がもっとプレイできたんじゃないかと思うと残念な気持ちになる反面、批判されたからこその全力投球であのクオリティが完成したのかと思うと複雑ですね。

 

 大逆転裁判3DSでやった時から面白いと思っていましたが改めて話を続けてやると話の面白さ、演出のよさ、音楽の良さどれをとっても高水準で「逆転裁判123」、「逆転検事2」に並ぶシリーズの傑作のひとつなのは間違いないです。できれば逆転裁判シリーズの新作が出てほしいと改めて感じました。

 巧さん新作待ってます!!

 

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【遊戯王ラッシュデュエル 最強バトルロイヤル!!】遊戯王ラッシュデュエル S.B.ロイヤルはカードのおまけなのか?【感想】

ニンテンドースイッチのソフト「遊戯王ラッシュデュエル 最強バトルロイヤル!!」をとりあえずエンディングまでプレイしたので感想を書きたいと思います。遊戯王のゲームはよくカードのおまけなんて言われていたりしますが、一応大人の自分としてはおまけと思えばそれなりに楽しめるゲームでした。

 

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自分はラッシュデュエルは存在は知っていましたがルールもどんなカードがあるかも知らなかったのですが、初回特典のカード3枚につられて購入しました。

 自分は遊戯王OCGをエクシーズ召喚出始めのころにそこそこやってたくらいなんですがルールはOCGを基本にしているのですぐに理解できたのはよかったですね。ルールもOCGほどフェイズが少なく複雑じゃないのでテレビゲームはラッシュデュエルの方が向いてるかもしれないです。

 

 

 

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おしるこでプレイしようと思ったら「おしる」が使えない言葉ではじかれてしまったのでぜんざいでプレイしました。おしるこがNGだったこと今までなかったのでNGワードは結構厳しいのかもしれませんね。おそらくアニメもこのゲームも小学生向けに作られているのでネット対戦などで変な名前が表示されないようにしているんだと思います。

しかし、今どきのゲームで主人公の性別が選べないのって珍しいですよね。しゃべるのもデュエル中だけでテキストではしゃべらないのでちょっと手抜きに感じました。それとも男子しかラッシュデュエルしてないんですかねえ....

 

 

 ストーリーはあってないようなもんで、モブ数人と戦う→主要人物と戦うと話が進むを繰り返す感じで単純です。なんかパッケージに映っているやつの一人を倒すといきなりラスボスみたいなのが出てきてクライマックス感出してくる急展開なのでお話は期待外れでした。

 デュエルに勝利するとデッキレシピがもらえてカードを集めるとそのデッキが使えるようになるのですが、ラストまでチュートリアルでもらった「スターターデッキ遊我」でほぼ負けることなく進めたので負けるストレスはなかったんですが、より強いデッキに変えていくとか、カードを集める的な楽しみができなかったのは残念でした。デッキを一から作れるのもクリア後だったので、デッキを調整するのもできなかったのもの徐々に強くなっている感がなかったですね。ゲームの使用上使うことが不可能なんですがラスボス戦でもおそらく難なく「スターターデッキ遊我」で勝てると思います。

 そしてゲームのシステム上仕方ないんですがラスボスも自分も切り札のモンスターを出せず出さずに勝ってしまったのも盛り上がりにかけてしまう要因になってしまいましたね。

 

 

おそらく自分みたいなラッシュデュエル初心者は新しいカードが出てくるたびに発見があったり、OCGで見たことあるカードが出てきてテンション上がったりしたりでそれだけでも結構楽しめできましたが、経験者は最初の方は使いたいカードが使えなかったり細かくデッキが調整できなかったりしてストレスたまるんじゃないかなって思いました。

 

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  自分はデーモンの召喚が出てきたときテンション上がりました(笑)

 

 さすがにそれなりに歳を取ると一からカードゲームを始めようって気はなかなか起きないので手軽にラッシュデュエルをするには全然問題ないゲームです。おまけのブラックマジシャンガールや強欲な壺につられて購入した昔やってた人ほどやってみてもいいんじゃないかと思います。

 小学生向けのアニメをもとにした小学生向けのゲームにストーリーが単純だとか簡単すぎるなんて文句を大人が本気で言うのはナンセンスだと思うので子供たちがラッシュデュエルを楽しむツールとして楽しめているのであればこのゲームは全然アリだと思います。

 最後にぜんざい君がかなえてもらった願いの画像でこの感想を終わりたいと思います。めちゃくちゃネタバレなので未プレイの方は注意してください。

 

 

 

 

 

 

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遊戯王ではよくあること....なのかなあ......

 

 

 

 

 

 

「ルートダブル」感想

名作アドベンチャーゲームGoogleで調べたときにこのゲームをお勧めされている方がいたのでプレイしてみました。自分はPS3版をプレイしましたがここまで話の選択に緊張感のあるゲームはないってくらいドキドキしました。

 

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ストーリー 

 西暦2030年9月16日 午前6時19分。

「鹿鳴研究学園都市」の郊外、

湖畔にそびえ立つ、巨大な科学研究施設「ラボ」にて、

「事故」、発生……!

かくして、ラボの地下に9名の男女が閉じ込められた。

刻一刻と死が蝕んでいく世界。固く閉ざされた出口。

頻発する不可解な現象。多くの謎。

そして……閉鎖空間の中で発生した、猟奇的な大量殺人。

この超極限状態から抜け出す鍵(ルート)は2つ――

ラボの中で記憶を失ったレスキュー隊の隊長――笠鷺渡瀬。渡瀬の視点で繰り広げられる、9時間の脱出劇。

ラボに閉じ込められた高校生――天川夏彦。夏彦の視点で追想される、事故発生までの6日間の軌跡。

2人の思惑、2つの記憶が重なるとき――全ての真相が明らかになる。

果たして、9名全員が無事生還できる道は、残されているのか?

公式サイトより引用

https://www.yetigame.jp/w/story.html

 

 

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ストーリーにある通りこのゲームは記憶喪失のレスキュー隊の隊長笠鷺渡瀬視点の√After

高校生の天川夏彦視点の√Beforeの二つのお話があります。

 

√Afterは事故当日のラボに閉じ込められた6人を救助し、そこで9人の身を守るかラボから脱出することが目標になるんですが、このラボには研究用に小型原子炉を保有しており事故が起こってメルトダウンしているため放射能による被ばくの恐怖が付きまとってきます。

 

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しかし、この薬を定期的に投与し続ければ被ばくを防げるんですが、手持ちでは数が足りず薬を見つけるためにリスクを取るか、そのままとどまって待つかの選択を迫られるのでどっちを選んでもいい方向に進んでいるとは思えなくて怖かったですね。

 

 

 

さらにこの手のゲームによくある選択肢がなく、話の分岐はセンシズ・シンパシィ・システムというちょっと変わったシステムで、簡単に言うと自分がそのキャラに好感度が高いと高めに設定して、低いと低く設定してそれによって主人公の言動が変わります。

 

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高く設定したら話に同意するんだろなあ....とか大体予想はできるんですが実際選んでみないとどういう方向に話が進むかわからないのでこのシステムも話のドキドキ感に一役買っていると思います。

 

 

そして √Beforeはラボの事故の6日前から当日までに起こった話を高校生天川夏彦視点で見ていくんですがいろんなサイトで√Afterをしてから√Bforeをすることを推奨していたので自分もその順番でやっていたのですが、√Afterで命のやり取りをしていたので急に男子高校生のちょっと変わった日常というか女の子とのイチャイチャ生活を見せられるのでなにをしているんだ....って正直なりました(笑)

 

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もちろん、ここでの話もちゃんと本編に必要なのですがこの落差は結構きつかったです。女の子はかわいいのですが......

 

しかし、最終的には√Bforeで張られた伏線も回収されるのでちゃんと見てほしいですね。お話自体はつまらなくないので、ただただ落差がありすぎるだけなんです。

 

 

ルートダブルは原子炉の事故による被ばくを防ぎつつ脱出するパニック&サスペンスとしての緊張感がかなり高い没入感で楽しめるすごいゲームです。この緊張感を味わえるのは他のゲームではなかなか味わえません。それだけに男子高校生のハーレム生活との落差がちょっときつかったりしますがその話も伏線がはられ綺麗に回収されるので、パニックサスペンス物のアドベンチャーゲームをしてみたい方におススメなゲームです!

 ボリュームもかなりあるので、じっくりやってほしいですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<ここから先はネタバレがあります。未プレイの方は注意して下さい>

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

√Aと√Bをクリアすると√Currert、そして最終の√Doubleが解放されます。そして、じつは事故で漏れているのは放射能じゃないことがわかるんですが、とりあえず被ばくによる危険はなくなるのでやっぱりそこでの緊張感が話が進むほどなくなっていくのがちょっとマイナスでした。結局こういう話は「本当に怖いのは人間なんだよ」みたいな話になるんだなあって思いました。

 

 

黒幕的なのに「被検体N」って存在がいるんですが、結局「被検体N」もラボの被害者だったので、目に見える敵キャラがいなかったのも残念でした。話が壮大なことの弊害かもしれませんね。

 

 

 

あとPS3版の追加コンテンツが本編と同じ話の部分が結構多かったので読むのがちょっときつかったですね。

 

 

 

 

しかし、追加コンテンツ抜きでもかなりのボリュームがありますし、√Aでの緊張感は本当になかなか味わえるものではないですし、話もきれいに締まるのでなかなかに面白いゲームでした。

 

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「幻想牢獄のカレイドスコープ」感想

 「幻想牢獄のカレイドスコープ」通称ゲロカス。樋上いたる先生の描くかわいい女の子が竜騎士07先生に無茶苦茶暴言を言わされるゲームです(笑)

 

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ゲロカスは簡単に言うと仲良し4人組が1人を犠牲にして3人助かるか4人とも死ぬかのゲームをさせられる話です。こちらができるのは断罪者2枚、死刑囚1枚、ピエロ1枚のカードを4人に配るだけであとはお話を読むだけなのでややこしいゲーム性とかはないです。誰に何を渡したことがあるかというのも一目でわかるようになっているので同じ話をもう一度見ることや詰むことはないです。

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そしてこのゲーム最大のポイントは女の子の豹変、ののしりあいをオムニバス形式で声付きでみられるところです((笑))

 

 

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直前のほんわかパートではこんなに清楚な感じの女の子が・・・・

 

 

 

 

 

 

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こんな感じに豹変します。しかもここまで30分ほどで到達するので怖いというより笑っちゃいますね.....

 

 

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この特徴的な文章を声優さんの名演技で楽しめるのは本当にこのゲームの良さです!これが楽しめるか楽しめないかでこのゲームの評価はめちゃくちゃ変わると思います。

 

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風華だけでなく別の女の子ももれなく豹変します。そしてそのあとまたほんわかパートが始まるんですが、どういう顔してみればいいんだ.....ってなっちゃいます。

 

 

 

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ただ、単純に罵り合いを聞き続けていると気がめいってくるというかちょっと疲れちゃうのがこのゲームの短所ですね。マイナスイメージの単語を聞き続けるのがここまでしんどいとは思いませんでしたね。

あと仲良し4人組なんだけど実は大嫌いな人が1人いるっていうのが解るんです。最初は驚きがあって面白いんですが、中盤くらいで大体の人間関係が解ってくるんで最後の方は「どうせこの娘がキレちゃうんでしょ」って展開が予想できて飽きが来てしまうのも難点ですね。こういうことがあるんで一気になるんじゃなくて少しづつやって別の日に続きをするのがいいと思います。

 

 

正直オチもそこまですごいってわけでもないし、普段は仲良しに見える女の子たちだけど裏では嫌いな娘がいるのに無理して仲良くしているんだよね.....みたいな男のゲロカス妄想を描いてる感じもちょっと気持ち悪かったですね(笑)

 

 

 

ひぐらしのなく頃に」「うみねこのなく頃に」のコンシューマー版は総プレイ時間100時間以上かかるので気軽に竜騎士節を声付きで楽しむには本当に最高のゲームです!竜騎士07のシナリオから放たれる迫真の演技、そしてそこから起こるシリアスな笑いを楽しむにはもってこいのゲームです。

 

 

 

 

「探偵撲滅」感想

発売前からダンガンロンパっぽいと話題だった本作でしたが、さすが日本一ソフトウェアって感じのそれなりに(誉め言葉)おもしろい作品でした。 

 

 

 

自分はPS4版をプレイしました。本当に終わり方がスッキリしたきれいなゲームです。ゲームでこんなスッキリした気分になったのは久しぶりかもしれません。ダンガンロンパっぽさは全然感じませんでした。探偵同士で殺し合いをさせられるって展開ではないですしね。デスゲームを期待している人は肩透かしを食らうと思います。

 

ストーリー

100人以上の死者を出し、国中を混乱に陥れた連続殺人鬼『八ツ裂き公』。
その凶行を止めるため、優秀な探偵のみで構成された組織『探偵同盟』は、
選りすぐりのメンバーによる合同捜査を決断した。

同じ頃、探偵に憧れる平凡な男子高校生『北條和都』は、
謎の男『老師探偵』の導きにより、探偵同盟の本部がある離島へたどり着く。

島で憧れの探偵同盟と出会い、興奮を隠せない和都。
しかし、探偵たちから「お前が八ツ裂き公ではないか?」と疑いをかけられ、言葉を失った。
島には既に『八ツ裂き公』が潜入しており、多くの探偵が殺されてしまったというのだ。

自身の疑いを晴らすため、
和都は探偵同盟のリーダー『理想探偵』と共に、島の捜査へと動き出す。

生き残った探偵は14人。
この中に──『八ツ裂き公』がいる。

公式サイトより引用

探偵撲滅|日本一ソフトウェア

 

 


捜査部分はシミュレーションゲームっぽいところが新鮮でした。シミュレーションをあまりやらない自分には難しすぎなくてそこまでストレスを感じずにクリアできたのでそこはよかったかなと思いますが慣れている人には物足りないのかもしれないですね。
だいたいのゲームは推理しているのはプレイヤー自身だがこのゲームはキャラクターが推理している感じがしてその意味でも他のゲームとは違って面白かったです。
ただ、誰をどう動かすかに集中しすぎて証拠に何をとって、どういう内容なのかまったく入ってこなかったです。推理パートは簡単だったんで覚える必要もなかったんで苦労はしなかったんですが、キャラクターが推理してる感は強いですけど自分が推理して解いている感は少ないです。

 

 

キャラクターも魅力的で全員ちゃんと見せ場みたいなのがあるのもよかったです。探偵ごとにステータスが違っていてそれが個性になっているのも面白かったですね。気になるキャラがいるってだけでもやる理由としては全然問題ないと思います。そのお気に入りのキャラが死ぬ可能性はありますが.......

 

 

ネタバレなしでいうとどうしても言いにくい部分があるので細かくは言えませんが、このゲームだけで八ツ裂き公との戦いには決着がつくので一つの話としてまとまっていて話は完結するのでスッキリとちゃんと終るゲームをしたいという人におすすめできるゲームですね。もし次回作が出るのであれば買ってみようかなと思えるくらい面白いゲームでした。

 

 

 

 

 

 

 

<ここから先はネタバレ有の感想になりますので、未プレイの方は気を付けてください>

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アドベンチャーゲームやってると「あ、こいつ死ぬか犯人だな」って展開が解ってくるんですけど探偵撲滅は本当にそこで死ぬか犯人なんですよ。一章の老師探偵、理想探偵。二章の魔界探偵、渋谷探偵と「本当に死んだよ....」が連続できたせいでちょっと萎えちゃったんです。けど第三章で予想外の人が殺されてめちゃくちゃびっくりしたんです(笑)

そこからは話面白くなっていったのでもし意図的に最初に死ぬ&犯人のキャラクターにフラグをたてさせてたのなら本当にすごいですよね。

 

 

あと最後に探偵撲滅というタイトルの意味が180°変わったのでめちゃくちゃびっくりしました。探偵を殺していなくならせるって意味から事件を無くして探偵という職業を撲滅するって意味に変わった時鳥肌立っちゃいましたね。タイトルの意味がわかる系は終わってから気づくことが多いので、タイトルの意味が変わる系はわかりやすくてかつ驚きが大きいので面白さ倍増ですよね! 

 

黒幕が「死にたいけどどんなことをしても死ねない。死なせてくれない」的なことを言うんですが、捜査シミュレーションパートで一番死んだのが黒幕なんですよね(笑)

なのでシミュレーションパートでは何かしらの理由つけて死なないか、普通にプレイしていたらよっぽどのことがない限り死なないみたいな配慮が欲しかったですね。「いやお前のせいで何回もゲームオーバーになったんだがww」って頭の中に出てきて話がちゃんと頭に入ってこなかったですね(笑)

 

 

しかし、終わり方は本当にきれいでこういうゲームは終わりよければすべてよしということを改めて感じさせてくれた面白いゲームでした。続編やシナリオライター城花健人さんの新作がでたらやってみたいと思います!!

 

 

 

 

 

「シロナガス島への帰還」感想

「シロナガス島への帰還」をクリアしたので感想を書いていきたいと思います。

自分はBOOTHでDL版を購入しましたが500円とは思えないくらい濃密で止め時を見失ってしまうくらい面白い作品でした。

 

 

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 アドベンチャーってエンジンがかかるのが遅いことが結構あるんですね。自己紹介のパートが長かったり、部活日常パートが多かったりと人が死ぬまでとは言わないまでも「こんや、12じ、だれかがしぬ」と書かれた手紙が発見されるようなくらいのところまでは早めに来てくれたほうがいいと思うんですよ。

このゲームはそういったテンポがめちゃくちゃよくてプレイ一日目ですでに先が気になってやめられないとまらない状態になったんですよね。ほどよい長さで面白いアドベンチャーゲームがしたい人におすすめです。

 

 ストーリー

大富豪の遺書の中に残された『シロナガス島』への招待状。
ニューヨークで探偵業を営む男『池田戦』は
特殊な能力を持つ少女『出雲崎ねね子』と共に島へと向かう。
そこで起きる数々の奇怪な殺人事件。
果たしてシロナガス島に隠された真実とは……?
すべての謎を解き、呪われた島から脱出せよ!

 公式HPから引用

https://tabinomichi.jp/shironagasu/

 

 

このゲームはお話を読みつつ選択肢を選んで話を進めていくオーソドックスなアドベンチャーゲームですね。

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こういう普通の選択肢以外にも時間制限のある選択肢もあってそういうときはたいてい命の危機が迫っているので緊張感が高いです。長いものもあれば一気に時間が減るときもあってドキドキでした。

 

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あと、最初自己紹介されたとき舞台が外国だということでカタカナの名前がほとんどだったので正直覚えられねえわって思っていたんですがいつのまにか顔と名前が一致するようになっていったので、キャラクター周りもよくできているんだと思います。

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この犯人を選ぶシーンでも文字だけなのに話を見返したりHPの登場人物を見なくても誰が誰かわかるのはすごいですね。

 

 ちなみに自分の好きなキャラクターはアレックスです。ちょっと頼りになりそうなんだけど主人公には信頼をまだ置いてない感じのキャラクター好きなんですよね。

 

ただこの作品、クローズドサークルのミステリーだけだと思っていると面を食らいます。けっこうホラー要素が強く「シロナガス島の悪魔」が徘徊する恐怖やSFにパニック要素も結構あるので話が壮大すぎない?ってなるときがありました。ホラー要素もビックリさせる演出が多いです。

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この人影は人間かシロナガス島の悪魔かそれとも....みたいな怖さ。そいつが今どこにいるのか、近くにいるんじゃないかみたいな怖さが終始付きまといます。

 

クリアした後のおまけシナリオもギャグかなんかだと思っていたんですがガッツリホラーな感じだったのでホラーが苦手な人にはあまりハマらないかもしれないですね。

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金持ちが所有する孤島の建物内で行われる殺人事件という閉じられた世界でのミステリーかと思っていたら思っていたら話がどんどん壮大になっていくんだけどそのテンポがよくサクサクと読み進められて読み終わったときの満足感も高い凄いゲームでした。面白いゲームはコンシューマー以外にもあるんだと改めて感じさせられたゲームでした。

 

 

 

 

 

 

<ここから先はネタバレ有の感想です。未プレイの方は注意してください>

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 途中主人公が脳内の記憶だけ機械にコピーさせられて延々と同じ記憶の中をさまよっていたのを最終的に現実じゃないと気付いて覚醒するんですけど結局今回すべて解決した事件って現実なんだろうかというのがめちゃくちゃ引っかかるんですよね。最初から非現実の可能性が示されてそのまま進んでいくので怖かったです。他にもヒギンスさん家の書斎とレイモンドさんの部屋が似ている理由とか、ホルマリンのなかに人間以外にも魚のものがあった理由とか最後のほうに出てきた殺人マシーンは何をもとに何で作ったのかとか考察の余地みたいなのがあるんですが考察とか得意じゃない自分としてはモヤモヤが残るのがちょっと気持ち悪かったです。雰囲気づくりとしてはめちゃくちゃいいんですけどね。

 

 

 ねね子が犯人の記憶にダイブして当時のシロナガス島で行われていたことを追体験するくだりがあるんですけどそこの描写が必要最低限だったの本当に素晴らしかったです。シロナガス島では違法な売春や人身売買に人体実験が行われていて、犯人はそこで行われていた非道の数々を受けているんです。めちゃくちゃ偏見なんですが同人ゲームとか漫画とかってそういう描写を長々とやってただただ不快な気持ちになるイメージが強いので、そういう非道な描写を最低限にすることで気持ち悪くなることが少なくかつテンポも悪くならずに進んだので全年齢がプレイできるゲームを作る人にはその感覚を持ってほしいと思いました。ただ、ジェイコブの悪い奴度がそこまで上がらなかったのとジェイコブを極悪人とするためにもうちょっと描写があってもよかったんじゃないかとも思ったので難しいところですね。

 

 最後のほうゾンビとか変なマシーンとか不死になる黒幕とかミステリーアドベンチャーしてたんじゃなかったっけ?って冷静になると思ってしまうんですけどそこまでの流れと熱い展開がそんなことを感じさせず、最後アウロラとジゼルが手を伸ばすシーンでちょっとジーンときちゃいました。最近涙腺が緩くなってきたのかもしれませんね...

 

 

コスパがすごいなんて触れ込みを聞いて買った本作ですが、本当に500円とは思えないクオリティと面白さで大満足のゲームでした。続編も製作中とのことで発売されたらぜひやってみたいです。

 

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カリギュラ2感想

カリギュラ2をクリアしたので感想を書きます。

自分はPS4版で難易度NORMALでやりましたがなかなかやりごたえがあって面白いゲームでした

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カリギュラ1をVITAでやったんですけどRPGをやらない自分には難しくて途中でやめちゃったんですよね。けど風の噂でカリギュラオーバードーズでは○ボタン連打でもクリアできる難易度があると聞いたので大丈夫じゃないかなって思って2をプレイしてみたんです。
NORMALは〇ボタン連打ほど簡単ではなかったんですが予測したコンボが決まる爽快感も味わえてちょうどよかったです。きつくなったらフロアージャックでごり押しできるのもよかったですwwちなみに楽士との再戦で一時的にEASYにしましたけどそれは〇ボタン連打でも勝てました。



ストーリーも進むにつれてどんどん熱くなっていってよかったです。ただ個人的にはラスボスあたりの話はちょっと....って感じです(後述)



あとカリギュラといえばボカロPによる曲ですがそれも1に負けず劣らず素晴らしかったです。特にマキナの曲「永遠の銀」がお気に入りです。「息を止めてそのままで命よ銀に光れ」の部分天才でしょ!kemu(堀江晶太)すごいってまた一つ確信させていただきました。





カリギュラ2は正直グラフィックもPS2かよって言いたくなるくらいショボいし、戦闘も長くなりがちだし、ポケットティッシュは手に入りにくいし(アップデートで調整されたみたいですが)で全部が全部素晴らしいとは言えないですがボカロPの作る曲はいいし、戦闘がうまくいったときは気持ちいいし、1からのストーリーもとりあえずひと段落した感じなので爽やかな終わり方をしたのはよかったかなと思いました。
あと宮迫切子ちゃんがかわいい。守りたいこの笑顔
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<ここから先ネタバレあり。未プレイの方は注意してください>












































さっきも書いた通り1を途中までプレイはしていたんですが完全に天吹茉莉絵が1の登場人物水口茉莉絵と同一人物の可能性を全く考えていなくて、病院のモニターで「水口さん」って出てきたときに「水口?....水口茉莉絵.....ああああああああああ!!!!!」ってリアルでなったのである意味一番カリギュラ2を楽しめたんじゃないかって思いますwwf:id:ocrksan:20210720135853j:plain


このシーン好き。






ストーリーなんですがブラフマンを倒すところまでは盛り上がってはいたんですが最後ラスボスのリグレットが戦いたくないのに勝手に戦わさせられるんですが、なんか倒しがいがないというか、あれ終わり?ってかんじで拍子抜けしちゃったのでむかつくやつをぶん殴る的な要素がなかったのはちょっと残念でしたね。ブラフマンもソーンじゃないかと思わせてただのおじさんだったし.....
最後にキィが帰宅部に一言ずつ言葉をかけるシーンが金八先生ならぬ「キィ八先生」じゃんって思っていたら全然話が入ってこなかったですww
とまあ、文句を言ってましたがエンディングでOrbitのキィver.が流れたらどうでもよくなったというか終わったんだなあって思えました。本当に1も含めて曲が素晴らしいシリーズだなと改めて感じさせてくれましたね。




トロコンも60時間くらいでできたしそこまで難しくなくボリュームもある楽しいゲームでした!これから特典のCDをめちゃくちゃ聞きまくろうと思います!!