「幻想牢獄のカレイドスコープ」感想
「幻想牢獄のカレイドスコープ」通称ゲロカス。樋上いたる先生の描くかわいい女の子が竜騎士07先生に無茶苦茶暴言を言わされるゲームです(笑)
ゲロカスは簡単に言うと仲良し4人組が1人を犠牲にして3人助かるか4人とも死ぬかのゲームをさせられる話です。こちらができるのは断罪者2枚、死刑囚1枚、ピエロ1枚のカードを4人に配るだけであとはお話を読むだけなのでややこしいゲーム性とかはないです。誰に何を渡したことがあるかというのも一目でわかるようになっているので同じ話をもう一度見ることや詰むことはないです。
そしてこのゲーム最大のポイントは女の子の豹変、ののしりあいをオムニバス形式で声付きでみられるところです((笑))
直前のほんわかパートではこんなに清楚な感じの女の子が・・・・
こんな感じに豹変します。しかもここまで30分ほどで到達するので怖いというより笑っちゃいますね.....
この特徴的な文章を声優さんの名演技で楽しめるのは本当にこのゲームの良さです!これが楽しめるか楽しめないかでこのゲームの評価はめちゃくちゃ変わると思います。
風華だけでなく別の女の子ももれなく豹変します。そしてそのあとまたほんわかパートが始まるんですが、どういう顔してみればいいんだ.....ってなっちゃいます。
ただ、単純に罵り合いを聞き続けていると気がめいってくるというかちょっと疲れちゃうのがこのゲームの短所ですね。マイナスイメージの単語を聞き続けるのがここまでしんどいとは思いませんでしたね。
あと仲良し4人組なんだけど実は大嫌いな人が1人いるっていうのが解るんです。最初は驚きがあって面白いんですが、中盤くらいで大体の人間関係が解ってくるんで最後の方は「どうせこの娘がキレちゃうんでしょ」って展開が予想できて飽きが来てしまうのも難点ですね。こういうことがあるんで一気になるんじゃなくて少しづつやって別の日に続きをするのがいいと思います。
正直オチもそこまですごいってわけでもないし、普段は仲良しに見える女の子たちだけど裏では嫌いな娘がいるのに無理して仲良くしているんだよね.....みたいな男のゲロカス妄想を描いてる感じもちょっと気持ち悪かったですね(笑)
「ひぐらしのなく頃に」「うみねこのなく頃に」のコンシューマー版は総プレイ時間100時間以上かかるので気軽に竜騎士節を声付きで楽しむには本当に最高のゲームです!竜騎士07のシナリオから放たれる迫真の演技、そしてそこから起こるシリアスな笑いを楽しむにはもってこいのゲームです。